みことばの花 200128「ねたみ」
「あなたは他の神を拝んではならない。主はその名を『ねたみ』と言って、ねたむ神だからである。」(出エジプト 34:14 口語訳)
この聖句に触れる人は「え~」と驚くことでしょう。
天の神の名が「ねたみ」というのですから。
そこで、別の聖書では「ねたみ」と訳されるこの箇所を「熱情」(新共同訳)としています。
ですが私個人は「ねたみ」と訳す口語訳聖書は、考える必要を与えてくれるのでこれも良いと思う。
「ねたみ」という言葉は神の御品性を考えると理解し難い言葉。
ですが次の御言葉と合わせると納得します。
「それとも、『神は、わたしたちの内に住まわせた霊を、ねたむほどに愛しておられる』と聖書に書いてあるのは、
むなしい言葉だと思うのか。」(ヤコブ4:5 口語訳)。
神の「ねたみ」は人間のねたみと異なり、「その愛の激しさ」を表現します。
今日も主の深い愛が注がれますように。
磯部豊喜