みことばの花 191229「葬式と結婚式」
「悲しみの家にはいるのは、宴会の家にはいるのにまさる。死はすべての人の終りだからである。
生きている者は、これを心にとめる。」(伝道 7:2 口語訳)
今年は初めてづくしの一年。
千葉県の想定外の台風災害や大雨もそうですが、私個人においても、この4月より引退牧師になり、
初の讃美歌CD制作、人生の初の賛美ライブ、目前で敬愛する人を看取ったりもしました。
そして圧巻は一昨日27日(金)に午前中に告別式、午後に結婚式の司式を行うことに…。
一日のうちに黒のネクタイが白のネクタイに替わる。
悲しみのご遺族が、喜びの家族に入れ替わったのです。
上記の御言葉には、まさに葬式と結婚式の両者が描写されているようです。
悲しみの家(例えば葬式)と宴会の家(例えば結婚式)が登場します。
結婚式はいくらあっても良い、ですが告別式はあまりしたくない…これが私の本音。
ですが人生を深く見つめる機会は前者(悲しみの家)のようです。
まさに上記の御言葉のごとく…。
磯部豊喜