みことばの花190809「生きる②」
「そこで主はモーセに言われた、『火のへびを造って、それをさおの上に掛けなさい。
すべてのかまれた者が仰いで、それを見るならば生きるであろう』。」(民数記 21:8 口語訳)
昨日の続きです。佐々木友次さんは、出撃した。
ですが敵の艦船に500キロ爆弾を投下して戻って来た。
しかし参謀は、「なぜ死んでこなかった」と言い放つ。
「目標の空母に出会わなかった」と返事をした。
ついに終戦になり、約半年が過ぎて北海道の母の元へ戻った。
佐々木さんは新聞では特別攻撃隊員としてすでに死んでいたことになっていた。
生きて帰郷した息子と母は涙の体面をした。キリスト者の望みは「死んでも生きること」。
「呪いの木に架けられたキリストを仰ぐならば生きる」と聖書は約束する。
あの佐々木さん親子のように再会の日が必ずくるのです。
磯部豊喜