みことばの花 190403「令名(れいめい)」

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みことばの花190403「令名(れいめい)」

「令名は大いなる富にまさり、恩恵は銀や金よりも良い。」(箴言 22:1)口語訳 

今日も元号に初めて使われるという「令」という文字が使用されている聖句を紹介したいと思います。
それは上記のみことばにある「令名」です。
昨日書きました「命令」の「令」よりも、「令名」の「令」のほうが、
新元号の日本最古の歌集「万葉集」を典拠にした「令和」に織り込まれた意味に近いようです。
「令和」は「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和(かぜやわ)らぎ…」の一文から取られたといいます。
さて「令名」ですが辞書を調べますと、いかに祝福に富む言葉であるかが分かります。
「令名」とは「良い評判、名声」という意味です。
「令名が高い」「令名を馳(は)せる」という言葉などで使われます。
「令名」そのもののキリストを見上げて、まもなく訪れる「令和」の時代に、
「令名が高い人」「令名を馳せる教会」…などと呼ばれる生き方を求めたいものです。

磯部豊喜

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