みことばの花 181127「未来を見て歩く」

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みことばの花181127「未来を見て歩く」

「イエスは彼に言われた、『起きて、あなたの床を取りあげ、そして歩きなさい』。」(ヨハネ 5:8)

今朝も歩くことにまつわる聖句です。この聖句は、38年もの間、病気に悩みずっと横になって生活していた人が、キリストのみ言葉によって歩くことへのスタートを切ったという話です。これは本当にあった奇跡の物語ですが、ここには隠された教訓もあると思います。それは人生というものは、ずっと過去の経験ににとらわれなくても良いということではないかと思います。この男は「主よ、水が動いた時に、わたしを池の中に入れてくれる人がいません。わたしがはいりかけると、ほかの人が先に降りて行くのです」と、彼は自分が病気から解放されない理由をキリストに説明します。ところがキリストは、その彼に「起きて、あなたの床を取り上げ、そして歩きなさい」と無茶なことを言われます。ですがこの言葉に従った、彼は歩けたと聖書は書いています。いやな過去と決別すると、未来が見えてくるということなのでしょうか。いえそれよりも未来に目を向ける時に、過去から決別できるということなのかも知れません。過去は変えられなくても未来は変えられる。

磯部豊喜

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