みことばの花 210304「何が大切か」 

このエントリーをはてなブックマークに追加

みことばの花 210304「何が大切か」 

「兄弟たちよ。わたしの心の願い、彼らのために神にささげる祈は、彼らが救われることである。」(ローマ 10:1 口語訳)

上記の御言葉に続き、この聖書の著者パウロは「わたしは、彼らが神に対して熱心であることはあかしするが、
その熱心は深い知識によるものではない。」と書いています。
「熱心」という言葉は魅力的な言葉ですが、熱心は度を越すと真に大切なものを見失うことがあります。
サインズ誌に、健康志向に目覚めた著者の失敗談が書かれていました。
健康に熱心ゆえ、家族に「あれは健康にだめ、これは身体に悪い」と熱心に講じていた著者。
その勢いに押されて、夫も子供たちの顔からも笑顔が消えていったという。
著者はその様子をみて、自分の押し売り熱心さの問題点にハタと気づいたという。
自分が本当に望んでいたのは、家族の笑顔を見たかったはずなのだ。
しかし「こうあらねばならない」と押し付けて、大切なものが抜けてしまっていた…と。
自分の熱心以上に大切なものがある。
上記の聖句では「彼らが救われること」。
一番大切なことは何かを見極める知識を得たいものです。

磯部豊喜

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *