みことばの 花200207「愚者=愚痴」

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みことばの花200207「愚者=愚痴」

「愚者の口の言葉の初めは愚痴である、またその言葉の終りは悪い狂気である。」(伝道 10:13 口語訳)

昨日の家庭集会で、伝道の書(コヘレトの書)10章を輪読しました。
この10章に重ねて登場する単語に「愚者(ぐしゃ)」があります。愚者とは愚かな者と書きます。
愚か者にはなりたくない。
ところで、この愚者の特徴に「愚者は道を行くとき、
思慮が足りない」とか「愚者は言葉を多くする」などと言った言葉が書かれています。
さらに私が着目したものは上記の御言葉です。
「愚者の口の初めは愚痴である」。
愚痴とは何か。「(今となっては)言ってもしかたがないことを、言っては嘆くこと」と辞書にあります。
このような愚痴は、語る本人にも聞く者の心にも不快感を与えるような気がします。
愚痴よりもまず自他共に元気づける言葉を訓練したいものです。

磯部豊喜

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