みことばの花 200126「くちびるを制する」
「言葉が多ければ、とがを免れない、自分のくちびるを制する者は知恵がある。」(箴言10:19 口語訳)
御(ぎょ)し難(がた)きもの、その一つは感情、御し難きもの、その一つはくちびる…。
心で思ったことを後先考えずに何でもしゃべる人がいます。
これは他人ごとではないのです。
私自身、そうであるのではと反省しきりです。特に身近な人に対して…。
傷つけたくはない、でも振り返ってみると傷つける、あるいは傷つけそうな危うい言葉を語っている自分がいます。
こういうとき「沈黙は金」。
感情で語りたくなるとき、これから語ることが相手の益になるかどうかを吟味したい。
上記の御言葉は、わたしの心にグサグサと刺さります。
刺さって良いのだと思います。真の知恵ある生き方、すなわち「自分のくちびるを制する者」となるために。
今日も主の恵みがありますように。
ともすると災いをもたらす我がくちびるが主によって守られますように。
磯部豊喜