みことばの花 200120「孤独」
「寄留の他国人または孤児のさばきを曲げてはならない。寡婦の着物を質に取ってはならない。」(申命記 24:17 口語訳)
阪神淡路大震災で家族3人を失い一人だけ助かった4歳児、Oさんのことが新聞に。
Oさんは戦争孤児ならぬ震災孤児となった。
大坂の親戚宅に一時身を寄せ、その後祖母に引き取られた。
Oさんはある夏の日、七夕飾りの短冊に「家族が生き返りますように」と書いた。
彼が中学2年生の時、Oさんの祖母は、がんでこの世を去り再び独りに。
そのままその家で一人暮らしを始めた。
それを知る同級生の母親が彼の弁当も作ってくれた。
担任教授も、遅刻がちな彼に毎日のように電話をかけ叱咤激励。
親戚も生活面で支えてくれたOさんは一人前になり、「お世話になった人だけでなく、もっと多くの人に感謝を返していきたい」という。聖書のみ言葉も、このような人に優しい。
主イエスは「わたしはあなたを捨てて孤児とはしない」(ヨハネ14:18 口語訳)と言われます。
主の愛が今日もありますように。
磯部豊喜
※上記のような人生を歩まれた人がいます。よって私の自分史などは比になりません。
自分史は別の機会にまとめたいと思います。