みことばの花190331「それでもクリスチャン」
「わたしは、なんというみじめな人間なのだろう。だれが、この死のからだから、わたしを救ってくれるだろうか。」(ローマ 7:24)
先日、「クリスチャンは二重人格?」ということを書きました。
幾人かの方から、「そのことで悩んでいるのです」との反応がありました。
その一人の方へ、私は次のような言葉を送りました。
「『わたしは何というみじめな人間なのだろう』とパウロは語っていますが、
これはおそらく正直に生きるクリスチャンの誰もが経験していることではないかと思います。
私の心にも常に『牧師のくせに!』の内なる声が響くのです。
そういうジレンマを抱えているのがキリスト者なのでしょうね。
でも逆にいうと、そういう思いをノンクリスチャンの時には抱くことがなかったのも事実です。
ということは、聖霊(心に語りかける神)の声が届いている証明なのだと思います。
この事実を前向きに受け止めていけたらと、自分を慰めています。
『それでもクリスチャンなのだ!』『それでも牧師なのだ!』と」。
主の恵みが今日もありますように。
磯部豊喜