みことばの花190113「神の記憶」
「女がその乳のみ子を忘れて、その腹の子を、あわれまないようなことがあろうか。
たとい彼らが忘れるようなことがあっても、わたしは、あなたを忘れることはない。」(イザヤ49:15)
サインズ誌に、Kさんの家族探しの話は感動的(2019年1月号の羅針盤)でした。
2011年の東日本大震災で家族3人を失われたKさんは、4月に父、6月に妻の消息を知った。
残るは次女。何としても娘を探したい。遺留品の除去作業の手伝いを申し出た。
やがて娘のジャージを発見。5年後にマフラー、そして歯が三つ残された小さな骨を見つけた。
娘だと直感。DNA鑑定で、次女だと断定された。
この父のように、神は私のことを決して忘れないという約束を心に覚えたい。
磯部豊喜