みことばの花181022「ののしられては…」
「ののしられては優しい言葉をかけている。わたしたちは今に至るまで、この世のちりのように、人間のくずのようにされている。」(Ⅰコリント 4:13)
今日は都道府県魅力度ランキングの下位についても触れて置きたいと思います。魅力度ランキングの低いベスト3は、44位は同点の栃木と佐賀、46位は徳島、再下位(47位)は茨城とのこと。しかも茨城県の再下位は6年連続だそうです。ですが茨城県には、「メロン出荷日本一」「日本三名園(優れた景勝を持つ三つの庭園)の金沢兼六園、岡山後楽園に並んで、水戸市の偕楽園)」もあります。そればかりではない。茨城県の蓮(レンコン)生産量は、3位佐賀県4,990トンや2位の徳島県8,040トンを多く引き離す30,600トンが採れる断トツの一位です。ただこの蓮の出荷高の多い県は何と下位3県の共通点。蓮では魅力がないのでしょうか。当の茨城県民からは、「再下位は下から2番、3番よりもいい。かえって目立つから」などの前向きの言葉も聞かれます。この茨城県民の前向きな言葉に、なぜだか「ののしられては優しい言葉をかけている…」というパウロの美しい言葉を私は思い出しました。
磯部豊喜