みことばの花 190410「おのが日を数える」

みことばの花190410「おのが日を数える」

「われらにおのが日を数えることを教えて、知恵の心を得させてください。」(詩篇 90:12)

「18歳と81歳の違い」という一文を発見。
①道路を暴走するのが18歳、逆走するのが81歳。
②心がもろいのが18歳、骨がもろいのが81歳。
③偏差値が気になるのが18歳、血糖値が気になるのが81歳。
④恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳。
⑤何も知らないのが18歳、もう何も覚えないのが81歳。
⑥自分探しの旅をするのが18歳、出かけたまま分からなくなり皆に探されるのが81歳。
⑦嵐というと松本潤を思うのが18歳、鞍馬天狗の嵐寛寿郎を思い出すのが81歳。

…果たして、私はどちらの感覚に近いのか??
最近「おのが日を数える」ようになりました。
こういう時こそ、「知恵の心を得させてください」と祈るのです。

磯部豊喜

みことばの花 190409「王を友に」

みことばの花190409「王を友に」

「心の潔白を愛する者、その言葉の上品な者は、王がその友となる。」(箴言 22:11)

「王様を友人にできる」秘訣がここにあります。
韓国時代劇ドラマには、王様がよく登場します。
物語の解説によれば、訳アリの一般平民の女性が王様と親密になり、やがて王妃に…そういう筋書きのものが多いようです。
聖書の中にもエステル王妃物語は、その類のものでもありますが、こちらは脚色なしの実話で興味深い内容です。
王と友とする秘訣は、その女性が単に外見が美しいということばかりではなく、上記の聖書のみ言葉が、そのままあてはまります。
人が人に引かれるには、「心の潔白さ」「言葉の上品さ」がカギ。
雲一つない空を快晴といいますが、今日の空は快晴で清々(すがすが)しい。
上品な言葉は、潔白な心があって出てくる言葉でしょう。
一点の曇りなき生き方は難しいですがこれを目標にし、「真の王なるキリストを友」にと願うのです。
今日も主の恵みがありますように。

磯部豊喜

みことばの花 190408「志」

みことばの花190408「志」

「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。」(ピリピ 2:13・新改訳)

東京の自宅に一か月めくり聖句がかざしてあります。
その中に上記の聖句を見ました。
見つめているうちに「志」にくぎ付けられました。
「志」とは「武士の士に心」と書きます。「
士」は先日扱いました「十字架」と「一」を合わせた「土曜日の土」に似ています。
そこで「志」を「キリストの十字架の心」と読みました。
確かに十字架は、人の幸せのために示されたキリストの真心の表明です。
人を永遠の滅びから救い出すために、主が歩まれた「これしかない」道でした。
自らが命を削り、人に真の命と喜びを与える、これが「十字架の心」。
私もこの「志」をもって他者への真の利益のために生きることが出来たらと願うのです。

磯部豊喜

みことばの花 190407「わたしに立ち返れ」

みことばの花190407「わたしに立ち返れ」

「わたしはあなたのとがを雲のように吹き払い、あなたの罪を霧のように消した。
わたしに立ち返れ、わたしはあなたをあがなったから。」(イザヤ44:22) 

知り合いの方の猫「ミユ」がいなくなった。
毎日「ミユちゃん、帰っておいで!」と叫んだ。
すると1週間後に戻ってきた。たっぷりと飼い主に甘えたその夜、命のともしびが消えたという。
この方の体験から、遠くにいる私たち人間に語りかける神の声も同様に、「わたしに立ち返れ」です。
厳しく躾けるから「立ち返れ」ではない。
あなたが必要だから「帰っておいで」なのです。
素直にこの主の御声を受け止めてみませんか。

磯部豊喜

みことばの花 190406「新たな視界」

みことばの花190406「新たな視界」

「すると彼は顔を上げて言った、『人が見えます。木のように見えます。歩いているようです』。」(マルコ 8:24)

外国でのことですが、先日、色覚障害の若者が母からある眼鏡をプレゼントされて、
喜びと驚きの「オーマイゴッド!」を連発している様子を見ました。
この男性の視界は、色のない世界。
きっと白黒テレビとか白黒写真が、カラー画面とかカラーフィルムに変わったような感動だったのでしょう。
さてキリストの時代にも似たような体験をした人がいます。
この人は盲人でしたが、キリストの不思議な処方(両方の目につばきをつけ、両手を彼にあてられた)によって、
視力を得たのです。
この男は、生まれて始めて目で見る世界を知りました。
キリストが再び目の上に両手を当てられると、「見つめているうちに、すべてのものははっきりと見えだした」とあります。
今日は第七日安息日。
主を見つめ心の視界を強めて頂きたいと思います。

磯部豊喜

みことばの花 190405「春」

みことばの花190405「春」

「そのひとりが言った、『来年の春、わたしはかならずあなたの所に帰ってきましょう。
その時、あなたの妻サラには男の子が生れているでしょう」。
サラはうしろの方の天幕の入口で聞いていた。』」(創世記 18:10)

「春たけなわ」という言葉がありますが、「春」とはいつ始まるのでしょうか。
「春が来た、春が来た、どこに来た。山に来た…♪」という童謡を思い出します。
正月には「初春」と呼んだりします。
歴の上では立春(りっしゅん)から立夏(りっか)までをいう。
今年は2月4日~5月5日だそうです。
日本の気象庁の春は3~5月。旧歴の春は1~3月とのこと。
上記は聖書に最初に登場する「春」ですが、
高齢になるまで子が生まれなかったアブラハムの妻(サラ)に「来年の春、男の子が生まれる」と天使の言葉が告げられました。
「春」という季節には何か良いことが起こるような感がします。
今日、桜満開の「春」を感謝して主を見上げて歩みませんか。

磯部豊喜

みことばの花 190404「誇るべき主」

みことばの花190404「誇るべき主」

「それは、『誇る者は主を誇れ』と書いてあるとおりである。」(Ⅰコリント 1:31)

キリスト者の望み、それは自分自身でありません。
私は次の言葉が好きで、キリスト者として出発する人によくこの言葉を贈ります。
「自分を見つめると失望する。人を見ているとつまずく。しかし主イエスを見上げると安全である」。
私は、「人間で欠点のない人はいない」と考えています。
ですがこの世界に一人だけ完全無欠(かんぜんむけつ)な人がいます。
それは人となられた神の御子イエス・キリスト。
この方は私の「誇るべき主」です。
今日もこの主の支えがありますように。

磯部豊喜