今週のお花 (2013年8月17日)
今週のお花 (2013年8月10日)
みことばの花 190817「ヤベヅの祈り⑥」
みことばの花190817「ヤベヅの祈り⑥」
「ヤベヅはイスラエルの神に呼ばわって言った、『どうか、あなたが豊かにわたしを恵み、わたしの国境を広げ、あなたの手がわたしとともにあって、わたしを災から免れさせ、苦しみをうけさせられないように』。神は彼の求めるところをゆるされた。」(歴代上4:10)
ヤベヅの二つ目の願いは「わたしの国境を広げ」でした。
「国境を広げる」とはどういうことでしょう。
自分の働きの世界を広げること、存在価値を広げること…いろいろな要素が想像されます。
彼は「小さな」ことは祈らない。
これを名誉、名声を求めるかのように取られると問題ですが、ヤベヅは神を計算に入れると、こういう祈りをしたくなった。
「人にはそれはできないが、神にはなんでもできない事はない」(マタイ19:26)と御言葉にあります。
「あなたの口を広くあけよ、わたしはそれを満たそう。」(詩篇81:10)との約束もあります。
大胆に「わたしの国境を広げ」と祈るヤベヅに倣(なら)いたいものです。
今日は聖なる第七日安息日、創造主にお会いしたいと思います。
磯部豊喜
みことばの花 190816「ヤベヅの祈り⑤」
みことばの花190816「ヤベヅの祈り⑤」
「ヤベヅはイスラエルの神に呼ばわって言った、
『どうか、あなたが豊かにわたしを恵み、わたしの国境を広げ、あなたの手がわたしとともにあって、
わたしを災から免れさせ、苦しみをうけさせられないように』。神は彼の求めるところをゆるされた。」(歴代上4:10 口語訳)
昔、「ちあきなおみ」さんという歌手がいましたが、そのヒット曲の一つに「四つのお願い」というのがありました。
実はヤベヅはまさに「四つのお願い」を神にささげています。
最初の願いは「あなたが豊かにわたしを恵み」と言って、神の祝福を求めました。
これは「あなたにはそれがお出来になります!」「神様は私にとって最も良いものを届けてくださるお力があります」という信頼の言葉です。
信頼と厚かましさは紙一重。
ヤベヅの言葉は信頼心から出ています。
心から信頼されますと、神はそれを無にはなさいません。
今日も主の恵みがありますように。
磯部豊喜
みことばの花 190815「ヤベヅの祈り④」
みことばの花190815「ヤベヅの祈り④」
「ヤベヅはイスラエルの神に呼ばわって言った、『どうか、あなたが豊かにわたしを恵み、わたしの国境を広げ、あなたの手がわたしとともにあって、わたしを災から免れさせ、苦しみをうけさせられないように』。神は彼の求めるところをゆるされた。」
(歴代上4:10)
「過去は変えることは出来ないが、未来は変えることが出来る」とは良く聞く言葉です。
苦しみからスタートしても、それが人生を決定するのではない。
「これまで苦しかったから、これからも苦しみ続けるのが君の人生」と思わせる暗雲の声が心に響くかも知れません。
ですが「未来は変えられる」。
ヤベヅは自分の名に抗(こう)する道を神に祈りました。
この祈りは聞かれています。
「神は彼の求めるところをゆるされた」と書かれています。
愛の神への祈りは、未来を変える導火線なのです。
磯部豊喜
みことばの花 190814「ヤベヅの祈り③」
みことばの花190814「ヤベヅの祈り③」
「ヤベヅはその兄弟のうちで最も尊ばれた者であった。
その母が『わたしは苦しんでこの子を産んだから』と言ってその名をヤベヅと名づけたのである。」(歴代上4:9)
ヤベヅについて分かる第二のこと。それは彼の名の意味です。
その母が「わたしは苦しんでこの子を産んだから」とあるので難産だったのでしょうが、
「悲しみ」とか「痛み」という意味がそのまま彼の名前になったようです。
「悲(れん)」君とか「痛(いたみ)」君という呼び名が浮かびます。
このような名前を毎日呼ばれたらどんなものでしょう。
彼の人生のスタートが決して恵まれていなかったということが分かります。
ですがイエス・キリストは「悲しんでいる人たちは、幸いである」(マタイ5:4)と言われましたので、
こういう人生のスタートもありかなと思います。
悲しみは喜びの吉兆なり!
磯部豊喜
みことばの花 190813「ヤベツの祈り②」
みことばの花190813「ヤベツの祈り②」
「ヤベヅはその兄弟のうちで最も尊ばれた者であった。その母が『わたしは苦しんでこの子を産んだから』と言ってその名をヤベヅと名づけたのである。」(歴代上4:9)
ヤベヅ(またはヤベツ)という人に、何人の兄弟があったか分かりません。
長男であったのか、二男なのか末っ子なのかわかりません。
ただ言えることは、彼が「兄弟のうちで最も尊ばれた者であった」ということ。
私はこの一文を見て、奴隷からエジプトの宰相になった人「ヨセフ」を思い出します。
ヨセフは12人兄弟の11番目でしたが、神様は彼を愛されました。
「主はヨセフと共におられて」とあります。
そのポイントはただ一つ。彼が神の友であることを求めたということでしょう。
ヤベヅにも同じことが言えるでしょう。
主との友情を大切にすることを選ぶ人は祝福されると私は信じています。
磯部豊喜
みことばの花 190812「ヤベヅの祈り①」
みことばの花190812「ヤベヅの祈り①」
「4:9 ヤベヅはその兄弟のうちで最も尊ばれた者であった。その母が「わたしは苦しんでこの子を産んだから」と言ってその名をヤベヅと名づけたのである。4:10 ヤベヅはイスラエルの神に呼ばわって言った、『どうか、あなたが豊かにわたしを恵み、わたしの国境を広げ、あなたの手がわたしとともにあって、わたしを災から免れさせ、苦しみをうけさせられないように』。神は彼の求めるところをゆるされた。」(歴代上 4:9、10)
これはヤベヅ(他の聖書ではヤベツ)という人についての聖書の記録です。
この聖句はとても短いものです。ですがなぜだかキリスト教世界では脚光を浴びています。
単純な願い事、されど大きな願い事です。
しばらくヤベヅという人について、またこの祈りについて紹介してみたいと思います。
今日は、まず上記の聖句をじっくりと読み味わってみませんか。
主の恵みが今日もありますように。
磯部豊喜
みことばの花 190811「そのまま」
みことばの花190811「そのまま」
「するとイエスは言われた、
『幼な子らをそのままにしておきなさい。わたしのところに来るのをとめてはならない。天国はこのような者の国である』。」
(マタイ 19:14 口語訳)
政治家で人気のある小泉進次郎氏と滝川クリステルさんの結婚が報道されています。
さわやかな者同士のカップルだと思います。
この二人のコメントがいい。
「素のままの自分でいられる」。
換言すれば「そのまま」の姿でいられるということでしょう。
ところで「そのままにしておきなさい」とキリストは純粋な幼な子たちを指して言われました。
弟子たちは「~はだめ」と条件をつけますが、主は違う。
人は「そのまま」の姿を認められ、受け入れられるとうれしいものです。
今日も今週もあふれる主の愛の祝福の中でお過ごしください。
磯部豊喜
みことばの花 190810「真理の御言(みことば)」
みことばの花190810「真理の御言(みことば)」
「真理によって彼らを聖別して下さい。あなたの御言は真理であります。」(ヨハネ 17:17)
次の言葉が目に留まりました。
「この世は偽りの教えで満ちている。
自分で真剣に聖書を調べないなら、世の教えを真理と誤解し、その慣習に従い、自分の心を欺くことになる。この世の教えと慣習は神の真理と相容れないものである。」(エレンホワイト「あなたがたは力を受ける」2-4/28)。
この世の慣習的教えの一つが、人は死んだらすぐに天国へ入れるという教え。
これは人を慰めるものかも知れませんが、安易な気休めです。
聖書では「死は眠りであり」、キリストが再び来られる時に、「彼を待ち望みつつ死ぬ義人(キリストを信仰する人)は復活する」のです(ヘブル9:28、10:38参照)。
今日は第七日安息日、真理の御言を心に蓄えたいものです。
磯部豊喜