みことばの花 200316「光の天使…本物と偽物」

みことばの花 200316「光の天使…本物と偽物」

「しかし、驚くには及ばない。サタンも光の天使に擬装するのだから。」(Ⅱコリント 11:14 口語訳) 

「本物と偽物は紙一重」といわれます。
サタンとは神の敵であり、実在する元天使長です。
といっても聖書をよく知らない人は、何のことだかピンとこないかも知れません。
サタンは私たちと決して無関係の存在ではありません。
常に人の心に種々の誘惑を運んで来ます。
「正しい者」と見せかけて実は「偽りの父」です。
いかにしてこれを見分けることが出来るのか。
これを見極める手立ては一つ。
常に本物を見続けることです。
ダイヤモンド鑑定士は常に本物を見続けているそうです。
では人生のダイヤモンドは何か。
私はそれが聖書の御言葉であり、御言葉が指し示すイエス・キリストの姿だと信じています。
何かをする時、「イエスさまだったら、どうなさるか」を念頭において生きることが出来たらどんなに素晴らしいかと思います。
「今日、本物を見つめて歩めるように…」。
これを日々の祈りとしたい。
主の守りが今日もありますように。

磯部豊喜

みことばの花 200315「聞く側」 

みことばの花 200315「聞く側」

「そしてサラは言った、『神はわたしを笑わせてくださった。聞く者は皆わたしのことで笑うでしょう』。」(創世記 21:6 口語訳)

ご承知のように、ここ2週間ほど安息日集会(土曜日)のメッセージをライブ配信させて頂いています。
当教会の心強いスタッフの方々が悪戦苦闘して助けてくださっているのですが、昨日は配信状況が不安定でした。
今週は原因が分かったので良くなると思います。
ところで今回受信側の皆様の格闘の姿も教えて頂きました。
途切れ途切れのメッセージを聞き逃しまいと、耳を傍たてて途切れた言葉を頭の中で埋め合わせて視聴された方、
自分のスマホの状態が問題かと思い、手で振りながら視聴してくださった方…、聞く側も努力してくださったことに感動しました。
これでしたら私の緊張変顔も耐えなくては…と上記の御言葉を眺めつつ慰められています。
続けて笑いつつご視聴下されば幸いです。
今日も主の恵みがありますように。

磯部豊喜

みことばの花 200314「努めて祈り」

みことばの花 200314「努めて祈り」

「万物の終りが近づいている。だから、心を確かにし、身を慎んで、努めて祈りなさい。」(Ⅰペテロ 4:7 口語訳)

昨日と同じ聖句です。
イエス・キリストがその弟子たちに繰り返し教えられたことの一つは、「努めて祈りなさい」「絶えず祈りなさい」ということでした。
これは常にひざまずいて祈るべきだという意味ではありません。
祈りを私の魂の呼吸としてささげなさいということです。
私がどこへいても、沈黙の願いを神にささげるということです。
祈りは、私がクリスチャンであろうがそうでなかであろうが、差別なき天とのパイプになるものです。
誰でも祈ることは出来る。
昔ニネベの人々は異教徒でしたが、「ニネベは滅びる」というヨナのメッセージに心を打たれて祈った。
その結果、都市は救われたと聖書にあります。
天の神を見上げて祈ってみませんか?
ハッピーサバス!

磯部豊喜
・・・・・・・
本日3月14日のライブ配信(午前10時からダニエル書の学び、11時から説教「時を知る民」)のURLです。過去のものはSDA千葉教会HPから見ることも出来ます。

https://youtu.be/z4n5CnLvF-k

みことばの花 200313「万物の終わり」

みことばの花 200313「万物の終わり」

「万物の終りが近づいている。だから、心を確かにし、身を慎んで、努めて祈りなさい。」(Ⅰペテロ 4:7 口語訳)

「クラスター」「パンデミック」「無観客試合」…新型コロナウイルスの感染拡大と共に、これまで知らなかった言葉が次々と飛び出して来ます。
この中で一番最近知ったのは「パンデミック(英語:pandemic)」ですが「パン=すべて」と「デミック=人々」で、ギリシャ語が語源になっているようです。
「パンでミックスする」と言えば覚えやすい。
ところで「すべての人々」を包み込む、終りの預言が聖書の中にあります。
上記はその一つ。
「万物」を包み込む「終り」が来ることを聖書は明言します。
この度の新型コロナウイルスの登場も、「万物の終りが近づいている」一つのしるしなのかも知れません。
いよいよ努めて祈り、天との距離を縮めたいと私は願うのです。

磯部豊喜

※明日も10時からSSガイド(聖書)と11時から「時を知る民」という題で安息日礼拝説教を千葉教会ホームページよりライブ発信する予定です。アクセス番号は後程お知らせいたします。

みことばの花 200312「再臨」

みことばの花 200312「再臨」

「これらのことをあかしするかたが仰せになる、『しかり、わたしはすぐに来る』。アァメン、主イエスよ、きたりませ。」(黙示録 22:20 口語訳)

中国で謎の呼吸器疾患の集団発生したのは昨年12月中旬のこと。
この正体が新型コロナウイルスと分かってから、約3か月を経て、何と日本時間12日午前2時現在で113カ国・地域で12万人以上が感染し、
すでに4500人を超える方々が亡くなられています。
ついにWHO(世界保健機構)のテドロス事務局長は「パンデミック(世界的大流行)と見なせる」と表明。
ただ一人から始まったと思える新型コロナがこんなに拡大するとは誰が想像できたでしょう。
聖書には明日の事は書いていませんが、確実な未来のことは書いています。
そのラストメッセージこそ上記の御言葉。「わたしはすぐに来る」。
私とはイエス・キリストの事。イエス・キリストの再臨の約束です。
私どもアドベンチスト教会は、この日にスポットをあてて、生活するのです。
失望ではなく希望を刈り取るために!主の恵みが今日もありますように。

磯部豊喜

みことばの花 200311「押しのける者」

みことばの花 200311「押しのける者」

「あなたがたはおのおの隣り人に気をつけよ。どの兄弟をも信じてはならない。
兄弟はみな、押しのける者であり、隣り人はみな、ののしって歩く者だからである。」(エレミヤ 9:4 口語訳) 

上記はエレミヤが神の視界をもって人間観察をしている言葉。
人の「心根(こころね)」というものが記されています。
その実態は「押しのける者」。
実に悲しむべき観察の内容ですが、自分を客観的に観察するとき、これはあながち否定できない気がします。
旧約聖書の重要人物の一人に「ヤコブ」という人がいます。
ヤコブは双子として誕生しましたが、兄エサウのかかとをつかんでいたことから「かかと」と同じ語源からきているヤコブという名前がつけられました。
この同じ語源には「だます」という意味もありました。
ヤコブはその名のように、兄を「押しのけてだました」ことがありました。
それでも彼は後に「イスラエル人」の先祖となる「イスラエル」という名に変えられます。
これはまさに神のみわざです。
人の希望はここにあります。

磯部豊喜

みことばの花 200310「新しく造られることこそ、重要」

みことばの花 200310「新しく造られることこそ、重要」

「割礼のあるなしは問題ではなく、ただ、新しく造られることこそ、重要なのである。」(ガラテヤ 6:15 口語訳)

新幹線の設計がこれまで何度も変わって来ています。
でも思い出深いのは何といっても初代0系。「団子っ鼻」と呼ばれたもので、故三木忠直(みきただなお)氏がその発明者とされます。
その三木氏は太平洋戦時中には陸上爆撃機「銀河」、ロケット特別機「桜花」などの設計を担当。
終戦後、特攻機を設計して若者たちを死に追いやった罪責観から、
戦後、クリスチャンであった母と妻の勧めで渡辺善太牧師の門を叩きキリスト教信仰を求め、バプテスマを受けクリスチャンになりました。
生まれ変わった三木さんは、戦後は武器の設計ではなく人の役に立つものをと新幹線設計者となったという。
新しい人生のターニングポイント(転換期・岐路)が人に用意されているというのは素晴らしいことだと思います。
未来は変えることが出来る!

磯部豊喜

みことばの花 200309「異端騒動」

みことばの花 200309「異端騒動」

「さて、この男は、疫病のような人間で、世界中のすべてのユダヤ人の中に騒ぎを起している者であり、また、ナザレ人らの異端のかしらであります。」
(使徒 24:5 口語訳

キリストが昔「異端者」と呼ばれていたことをご存知でしょうか。
そうユダヤ教を信じる人々の立場からみればキリストは「異端者」。
上記に「疫病のような人間」といわれた人がいます。
ユダヤ教からの改心後、キリストに命をささげたパウロです。
パウロがキリストを語るたびに異端騒動がおきました。
昨日の朝刊に、「世界で10万人超、死者3519人」と新型コロナウイルス感染者数が発表されていました。
死の恐れがあるこちらの感染は好ましくありません。
ですが、キリストの示された愛の福音は、「異端呼ばわりされても」広まったことは、素晴らしいことでした。
こちらには確かな永遠の命の希望があるからです。
この愛の主キリストを広く届けたいと私は願うのです。
今日も主の愛と恵みがありますように。

磯部豊喜

みことばの花 200308「ライブ説教」

みことばの花 200308「ライブ説教」

「御言を宣べ伝えなさい。時が良くても悪くても、それを励み、あくまでも寛容な心でよく教えて、責め、戒め、勧めなさい。」(Ⅱテモテ4:2 口語訳)

昨日は、新型コロナウイルス感染予防の集会自粛要請を受け止め、安息日集会を控えて、その代わりにライブ説教配信を行いました。
限定公開ではありましたが、約40人の方々がアクセスしてくださったようで、語る側としてはとても励まされました。
上記はパウロがテモテに宛てたメッセージの一文です。
「時が良くても悪くても…」、今は「良い時代?」「悪い時代?」どちらでしょうか。
集会を休会にすることは無念なことでしたが、
こういう方法でも「御言葉を宣べ伝える」ことができる環境があるということはまだ「良い時代」なのかも知れません。
それにしても初めての体験、心には冷や汗が流れました。
主の守りが今日もありますように。

磯部豊喜

みことばの花 200307「キリストの祈り」 

みことばの花 200307「キリストの祈り」 

「わたしがお願いするのは、彼らを世から取り去ることではなく、彼らを悪しき者から守って下さることであります。」(ヨハネ 17:15 口語訳)

イエス・キリストは深い愛の人でしたが、同時に熱い祈りの人でした。
上記はキリストの長い祈りの中の一文です。
私はこのキリストの祈りが、その時の弟子たちに対する祈りの言葉であったことを知っています。
ですがこの祈りの言葉は、時代を超えて、キリストを求める人たちをも含んで捧げられていることを信じます。
この地上に生活する限り、罪に誘う激しい誘惑があります。
「何でこんなことをしてしまったのだろう」と悔いることもあるでしょう。
ですがそのような時、「あっ、私はキリストに祈られている」と思い起こすことは大切です。
もし私が心の片隅で少しでも「イエス様助けて!」と声なき思いを発するならば、このみ言葉は成就するに違いありません。
ハッピーサバス!良き安息日をお過ごしください!

磯部豊喜

※本日、午前11時から11時45分頃まで、安息日礼拝説教「私には夢がある」をライブ中継する予定です。
10時から10時45分頃までは聖書の学び「ダニエル書9章」も行う予定です。
SDA千葉キリスト教会のホームぺージを開き、下記を押すと参加することが出来ると思います。どうぞ試しにアクセスしてみてください。

こちらでアクセスできます。⇒https://youtu.be/QbRUZgRrNHA