みことばの花 190224「初挑戦」

みことばの花190224「初挑戦」

「また定められた時に、たきぎの供え物をささげさせ、また初物をささげさせた。わが神よ、わたしを覚え、わたしをお恵みください。」
(ネヘミヤ 13:31

ここに初物という言葉があります。初物ならぬ初者?も興味深いです。
日本人初のオリンピック選手は、スウェーデンのストックホルム大会に参加した二人。
それは陸上競技で短距離の三島弥彦とマラソンの金栗四三でした。
三島は400メートルの準決勝で棄権、金栗も10000mを棄権してマラソンに出場、
ところが54年8か月6日5時間32分20秒3で世界一遅いマラソン記録を残したとある。
これについては日曜日ドラマの「いだてん」で解説がなされるかも知れません。
それにしても初物(初者?)、内容は何であれいいものだと思います。
初挑戦という言葉は私の大好きな単語の一つです。

磯部豊喜

みことばの花 190223「神はいるのか」

みことばの花190223「神はいるのか」

「愚かな者は心のうちに『神はない』と言う。彼らは腐れはて、憎むべき事をなし、善を行う者はない。」(詩篇 14:1)

ある宇宙飛行士が、宇宙から帰還した後に言った言葉。
「わたしは、宇宙のどこにも神を見なかった」。
次はフランスのある科学者の言葉。
「わたしは望遠鏡で宇宙を探し回ったが、どこにも神を見つけることができなかった」。
これを読んだJ・W・ホーレーという人が、
「それは、ここにあるヴァイオリンを顕微鏡で詳細に調べたが、
音楽はついに見つからなかったというのと同様、不合理である」と言いました。
聖書の神は創造主。
もし神様がいなかったら私は存在していないに違いないのです。
肉眼で見えるのが神様ではなく、心の目を開いて信じるのが神様ではないかと私は受け止めています。
今日は聖なる第七日安息日、創造の神様を思い起こす特別な日です。
今日も主の恵みが豊かにありますように。

磯部豊喜

みことばの花 190222「混乱」

みことばの花190222「混乱」

「皆共に相はかり、エルサレムを攻めて、その中に混乱を起そうとした。」(ネヘミヤ 4:8) 

昨日の朝、変な夢を見ました。
舞台は結婚式。私は牧師として司式をします。
まず白のネクタイを持参していないことに気づき、式場で借ります。
つぎに司式が始まって自分が牧師としてのガウンを着用していないことに気づき、壇上にあったガウンを急ぎ着ます。
その混乱の中、「朝です…」と携帯のコールで目覚めました。
ああ、夢でよかった、というわけです。
実際、人生の一幕にもこういう混乱があります。
そういうときどうすれば良いのか。落ち着くことです。
祈ることです。今朝「絶えず祈りなさい」(Ⅰテサロニケ5:17)の一句をみました。
祈りは、混乱から私を守ってくれます。

磯部豊喜

みことばの花 190220「悩みの日に」

みことばの花190220「悩みの日に」

「悩みの日にわたしを呼べ、わたしはあなたを助け、あなたはわたしをあがめるであろう」(詩篇50:15) 

辛いブログを拝見しました。「
22日には手術です。舌の半分以上を切除。首のリンパに転移した腫瘍も同時に切除します。
切除した舌には、自分の皮膚の一部を移植します。…先生方を信頼して、身を委ねてお任せしたいと思います。
なってしまった事は、いろいろ後悔しても始まらない。
ただ前だけを向いて、ポジティブに生きていこうと。私は負けません。力いっぱい闘って、必ず戻ってきます。
…私は負けない!」歌手の堀ちえみさんの言葉です。ステージ4の舌がんを公表し書き連ねています。
主の守りとは、病気に押しつぶされないこと。
主の支えが、人知を超えて堀さんのみならず、同様に病と闘っている人の上にありますように。

磯部豊喜

みことばの花 190219「試練を乗り越え」

みことばの花190219「試練を乗り越え」

「主ご自身、試錬を受けて苦しまれたからこそ、試練の中にある者たちを助けることができるのである。」(ヘブル 2:18) 

「いじめられて教員退職のモデル」というニュースを拝見。
ミス・ジャパン神奈川大会での話。モデル西谷地(にしやち)利穂さん(25)がグランプリに輝きました。
この人は「コンプレックスが強く、自分が人と違うところを探しがちです」と悩みを告白。
それでも、ステージに立つと人が変わったように自信に満ちあふれた姿で、審査員の心をつかんだ。
度重なる人生の試練を乗り越えての栄冠だったという。
「小中学校ではいじめを受け、大学卒業後は教員になったもののそこでもいじめを受けて退職」。
ですが「一度の人生、挑戦しないのはもったいない」ということで挑んだとのこと。
このニュースを見、私は上記のみ言葉を思い出しました。

磯部豊喜

みことばの花 190218「求むべきもの」

みことばの花190218「求むべきもの」

「あなたは自分のために大いなる事を求めるのか、これを求めてはならない。
見よ、わたしはすべての人に災を下そうとしている。
しかしあなたの命はあなたの行くすべての所で、ぶんどり物としてあなたに与えると主は言われる」(エレミヤ45:5)

主のみ言葉は「あなたは自分のために大いなることを求めるな」と言われます。
ここでいう「大いなること」とは、人生の十字架を負うよりも自分のために冠を求めることを指しています。
人生の本当の目標は、この世的な報酬を受けるよりもその義務を果たすこと、昇級するよりも正義のために熱心であることだと思います。
もし病を背負っているならば、それに静かに耐えている人を神様は心に留めてくださるでしょう。
「自分の十字架を負うて、わたしに従いなさい」(マルコ8:35)と言われた主は、その人に最高の報酬を用意してくださる。
それは永遠に続く、本当の命に違いないのです。

磯部豊喜

みことばの花 190217「敵と和らぐ」

みことばの花190217「敵と和らぐ」

「人の道が主を喜ばせる時、主はその人の敵をもその人と和らがせられる。」(箴言 16:7) 

敵と和解する秘訣、それは第一に主(神様)との関係です。
敵に対して、「あなたの敵を愛よ」「あなたはあなたを迫害する者のために祈れ」(マタイ5:44参照)と主は教えられました。
主との関係とは、主の教えを心から受け入れる時に、築かれます。
主が私に教えてくださったように生きる。
そうすれば敵を敵としてでなく、むしろ味方に変えることが出来るということなのでしょう。
天国とは敵のいない世界です。
これはこの地上では、実に難しいことかも知れませんが、
主との和解こそが、敵との和解に発展する可能性が広がるということでしょう。
今日も主の恵みと愛がありますように。

磯部豊喜

みことばの花 190216「心という顔」

みことばの花190216「心という顔」

「水にうつせば顔と顔とが応じるように、人の心はその人をうつす。」(箴言 27:19)

鏡のない時代は、自分の顔を知るためにはどのようにしていたのかと考えることがあります。
肖像画なのか、井戸水の表面なのか。
今は精巧な鏡があるので自分の顔がどんな顔なのかをはっきりと知ることが出来ます。
しかし自分の心はどうでしょう。
上記に「人の心はその人をうつす」とありますが、リビングバイブルではここを次のように訳しています。
「人のほんとうの心はどんな友だちを選ぶかでわかります」。
なるほど…と思いました。確かに自分自身の心の顔を映すのはその友達なのかも知れません。
今日は第七日安息日、ここに集まる人の顔こそ、私の心の顔を映す鏡かも…。
私の顔は友の心の顔、友の顔は私の心の顔。
素晴らしい交わりの一日を持ちたいと思います。

磯部豊喜

みことばの花 190215「わたしは神である?」

みことばの花190215「わたしは神である?」

「人の子よ、ツロの君に言え、主なる神はこう言われる、あなたは心に高ぶって言う、
『わたしは神である、神々の座にすわって、海の中にいる』と。
しかし、あなたは自分を神のように賢いと思っても、人であって、神ではない。」(エゼキエル 28:2)

自分自身を「わたしは神である」と呼ぶ人がいると聖書に書かれています。
上記は、その最たるものでツロの君のことが描かれています。
彼は心高ぶり「わたしは神である…」と自己申告しました。
こういう告白に対して創造主は敏感です。
「あなたは…人であって、神ではない」と言われます。
自分を神とする人の特長。それは自己主張が強い人。自分の人生は自分のものだから自分勝手に生きて当然と考える。
ですが人はあくまで人であって神ではない。神を神とする人こそ、健全な人であると私は信じています。
常に主を見上げて日々を謙虚に過ごしたいものです。
今日も主の恵みがありますように。

磯部豊喜

みことばの花 190214「試練と同時に」

みことばの花190214「試練と同時に」

「あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。
神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、
試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである。」(Ⅰコリント 10:13)

トップアスリートの一人池江璃花子(いけえりかこ)選手が白血病であるとご自分で公表されて後、
彼女のツイッタにこういう言葉が書き込まれたという。
「私は、神様は乗り越えられない試練は与えない、自分に乗り越えられない壁はないと思っています」。
これをみて何と素敵な選手だろうと思うと同時に、私の頭に浮かんだのが上記のみ言葉です。
「試練と同時に、それに耐えられるように、のがれの道も備えて下さる」との約束です。
池江選手に神様の癒しがあるように心から信じて祈り求めたい。

磯部豊喜