みことばの花 191227「余韻」
「一粒の麦が地に落ちて死ななければ、それはただ一粒のままである。
しかし、もし死んだなら、豊かに実を結ぶようになる。」(ヨハネ 12:24 口語訳)
一昨日、2回目の賛美ライブを行いました。
場所はスナック。
先日、お亡くなりになられたSさんのことを書きましたが、そのSさんの追悼クリスマスライブと命名して行ったのです。
そのSさんを慕う方々が17名集まりました。
ただ主役のSさんはいない。
プログラムではSさんの在りし日の声を流したり、多くのクリスマス讃美歌を歌い、交わりをさせて頂きました。
それにしてもSさんはいないのに、これだけの方々が集まってくださった背後には、やはりSさんの存在が大きい。
人の心にSさんの人生の余韻が残っているのです。
接する人に愛とか、優しさとか、人の心に温かな余韻を残せたら素晴らしい。
イエス・キリストはまさに「一粒の麦」としての余韻を残されたので、今でも多くの人に慕われています。
私も「あなたと出会えて良かった」という余韻を残せたらと願うのです。
磯部豊喜