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みことばの花 201120「大きな報い」

みことばの花 201120「大きな報い」

「しかし、あなたがたは、敵を愛し、人によくしてやり、また何も当てにしないで貸してやれ。そうすれば受ける報いは大きく、あなたがたはいと高き者の子となるであろう。いと高き者は、恩を知らぬ者にも悪人にも、なさけ深いからである。」(ルカ 6:35 口語訳) 

大きな報いとは、私たちの目標ではなく結果のようです。
「夜と霧」という著作で有名な精神科医ヴィクトル・E・フランクルも、「しあわせはけっして目標ではないし、目標であってもならないし、さらに目標であることもできません。それは結果に過ぎないのです」と述べています。
「敵を愛し、人によくしてやり、また何も当てにしないで貸してやりなさい」とイエス・キリストは教えられましたが、その結果として「報いは大きい」と言われます。
大きな報いを目標として生きるか、良き生き方の結果として報いがあると受け取るのかは自由ですが、後者のほうが素敵だと私は思うのです。

磯部豊喜
・・・・・・・
11/21(土)ライブ配信 URLです。
安息日学校 URL 11月21日(土)10:00 聖書の学び2020年第4期「教育とあがない」藤田 潔(教団名誉牧師)
https://youtu.be/Nn6C054xvNA
礼拝説教 URL 11月21日(土)11:00 説教題「宅配便を持つ教会」藤田 潔(教団名誉牧師)
https://youtu.be/bDndTFNIKqg

みことばの花 201119「子孫に引き継がれる賜物」

みことばの花 201119「子孫に引き継がれる賜物」

「・・・上なる天の賜物と露、/下に横たわる淵の賜物、日によって産する尊い賜物、/月によって生ずる尊い賜物、
いにしえの山々の産する賜物、/とこしえの丘の尊い賜物、地とそれに満ちる尊い賜物、・・・」(申命記 33:13~16 口語訳)

ここに7つの賜物が登場します。
実は、これは天の神を敬った結果、奴隷から古代エジプトの宰相へと導かれたヨセフの子孫であるヨセフ族の賜物を表現したモーセの祝福の言葉です。
先祖の功績は、後の子孫に受け継がれることを指しているのでしょうか。人の生き方は、彼の子々孫々に影響を及ぼす。
そう解釈しますと、自分の生き方を点検しなくては…と身が引き締まります。
確かに私の生き方は、子孫ばかりでなく、必ず誰かに何らかの影響を与えているに違いないと私は思うのです。
私の良し悪し共に…。

磯部豊喜

みことばの花 201118「困難の受け止め方」

みことばの花 201118「困難の受け止め方」

「自分の中に根がないので、しばらく続くだけである。そののち、御言のために困難や迫害が起ってくると、すぐつまずいてしまう。」(マルコ 4:17 口語訳)

人生の幸福について考えさせてくれる言葉を知りました。スイスの哲学者カール・ヒルティ(1833~1909年)の言葉です。
「人生の幸福は、困難に出合うことが少ないとか、まったくないということにあるのではなく、
むしろあらゆる困難と戦って輝かしい勝利をおさめることにある」(「眠られぬ夜のために」より)。これはすごく前向きな幸福感だと思います。
尼子氏の武将、山中鹿之助ではありませんが、「我に七難八苦を与えたまえ」と言い切れる人はそう多くはいないでしょう。
さて上記は、困難につぶされる人の姿を描いた言葉です。
置かれた困難を乗り越える、そのような筋書きに少しでも楽しめる者になれたらと私は願う。
そのためには心の根に主イエスが必要だと思うのです。

磯部豊喜

みことばの花201117「まず自分」

みことばの花 201117「まず自分」

「エチオピヤびとは/その皮膚を変えることができようか。ひょうはその斑点を変えることができようか。
もしそれができるならば、悪に慣れたあなたがたも、善を行うことができる。」(エレミヤ 13:23 口語訳)

「人は変わる」ことが実に難しい。まさに上記のエチオピア人の皮膚やひょうの斑点のようです。
ウエストミンスター寺院の地下室にある碑文が刻まれた英国国教会主教の墓があるという。
その碑文は、「私は若いころ、世界を変えることを夢見ていた、ですが世界が変わらない。
そこで年を重ねて思った。自分の国から始めよう。だが自分の国も変わらなかった。
老年期になり、自分の国がだめなら、最も近くにいる家族を変えることにした。ですがこれも、ままならなかった。
今、死の床についてわかった、変えなければならないのは、自分自身だったと。」いう内容。
人は自分を変えられるのか。神にはできないことはないという。
その神に自らをお委ねする。すると自分、家族、国、やがて世界が変わると言うのです。
本当かどうか。まず最も難しい自分を変えることから挑戦したい。

磯部豊喜

みことばの花 201116「木には望みがある」

みことばの花 201116「木には望みがある」

「木には望みがある。たとい切られてもまた芽をだし、/その若枝は絶えることがない。」。(ヨブ 14:7 口語訳)

木の生命力はおそらく地球の生物の中で群を抜いていると思います。
数千年という風雪に耐えて生き抜く木は、その命の力を私たちに教えてくれます。
ところで次のような聖句があります。「わが民の命は、木の命のようになり、わが選んだ者は、その手のわざをながく楽しむからである」(イザヤ65:22 口語訳)。
この聖句は、やがてきたる永世天国における人々の様子を描いたものです。私どもの現在の命ははかなくて終りがあります。
ですがきたるべき世界での命は、「木の命」のようになると神の御言葉は約束します。
生きる目的とは何か。「木には望みがある」という御言葉を提供される神を知ること、信じることだと私は受け止めます。
永遠の希望のために!

磯部豊喜