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みことばの花 201212「客間」

みことばの花 201212「客間」

「初子を産み、布にくるんで、飼葉おけの中に寝かせた。客間には彼らのいる余地がなかったからである。」(ルカ 2:7 口語訳)

アメリカのある村の教会で、クリスマスの日に行われるイエス様の誕生劇を子供たちが担当しました。
母のマリヤ、父ヨセフの役、羊飼い、天使…など定番の役割が決まりました。
ところが、一人だけ知恵遅れの子が役からもれていたことに気づき、宿屋の子供の役としました。
セリフは一つ、「だめだ、部屋がない」といい、馬小屋に指を指す。練習でうまくいき、本番を迎えた。マリヤとヨセフが宿屋に来ました。
「だめだ、部屋がない」と無事にセリフを終えた。
ところが馬小屋に向かって歩いていく二人に、その男の子は泣き出して「マリアさん、ヨセフさん、馬小屋に行かないで、馬小屋は寒いから…」と語った。
劇は中断しましたが、感動的なクリスマス劇になったという。
決まりきった役割に流されがちな人生に、この子のように「客間にとまって」と言える豊かな心を加えたいものです。
ハッピーサバス!

磯部豊喜

みことばの花 201211「長く生きる」

みことばの花 201211「長く生きる」

「あなたの父と母を敬え。これは、あなたの神、主が賜わる地で、あなたが長く生きるためである。」(出20:12 口語訳)

ネットで発見したニュースの内容です。昨年5月、小学3年生の息子が登校するのを渋り始めた。
母は看護師として息子と顔を合わすことが難しく祖母が面倒を見ている。集団行動が苦手、すぐ手が出てしまう。息子は発達障害ではないか、と疑った。
暴言や暴力が増えてきたが、学校に行きたくないと言う息子を何とか毎日送り出していた。
…その息子が今年、学校で出された子供へのアンケート「今の自分を見つめよう」の質問欄の一つ「自分のいいところ」に、
「生きてる」と書いてあったのを見、母は思わず涙して、息子を抱きしめたという。
子供が「長く生きる」ことほど親にとって嬉しいことはない。上記の聖句を思い出しました。
今日も主の守りがありますように。

磯部豊喜

みことばの花 201210「生かされる②」

みことばの花 201210「生かされる②」

「アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように、キリストにあってすべての人が生かされるのである。」(Ⅰコリント 15:22 口語訳)

昨日、取り上げた聖句の解説を私なりにしてみたいと思います。ここには二人の名が記されています
一人は人祖アダムで、あと一人は神の御子キリストです。
前者のアダムは、神様の前に罪を犯し、この世界に死をもたらした張本人で、私どもはその子孫です。
それゆえ「すべての人が死んでいる」とあります。この聖句を見て、「アダム」ほど自分の行為を悔やんだ人はいないと思う。
ドミノ倒しのように、人はアダム以来、罪とその結果である死の定めを受け継いでいます。
ですがそのドミノ倒しをストップしてくださった方がおられる。それがキリストです。彼は罪を犯さず口にも一点の偽りもなかった。
人はこのキリストを私の救い主として受け入れるならば誰でも「永遠の命に生かされる」のです。
今日も主の恵みがありますように。

磯部豊喜

みことばの花 201209「生かされる①」

みことばの花 201209「生かされる①」

「アダムにあってすべての人が死んでいるのと同じように、キリストにあってすべての人が生かされるのである。」(Ⅰコリント 15:22 口語訳)

昨日12月8日は、79年前(1941年)に日米開戦(真珠湾攻撃)の行われた日ですが、
空母蒼龍の艦載機の搭乗員として参戦した、吉岡政光さんのことが新聞に取り上げられていました。
吉岡さんは現在102歳。当時23歳ということになります。あの真珠湾攻撃の体験者が今も生きておられたことに、驚きと人の命の不思議を感じます。
吉岡さんが戦争体験を話し始めたのが2年前という。
「戦死した人たちが気の毒で、私みたいにのうのうと100歳過ぎまで生きていて、悪いなと思っていますよ」、
そして「今でもいつ戦争になるか、そんな気がしますから、よっぽど外交をしっかりやらないと。
国民がしっかりして、みんなと仲良くするよう努力しなくちゃいけないと思いますね」。
この記事を見て、人には役割があって生かされていると思いました。
そして上記の聖句のように、「キリストにあってすべての人が生かされる」というみ言葉が私の心に染みるのです。

磯部豊喜

みことばの花 201207「やりとげる」

みことばの花 201207「やりとげる」

「だから今、それをやりとげなさい。あなたがたが心から願っているように、持っているところに応じて、それをやりとげなさい。」(Ⅱコリント 8:11 口語訳)

今朝の新聞第一面に「はやぶさ2カプセル帰還」とありました。
「小惑星探査機『はやぶさ2』が地球の重力圏に帰還し、小惑星『リュウグウ』の砂が入っているとみられるカプセルを送り届けた」とのこと。
そのカプセルの名は「玉手箱」だそうですが、それならば探査機の名前は「はやぶさ2」でなく「浦島太郎」にしてはどうかなどと勝手に思いました。
『はやぶさ2』は、「玉手箱」を地球に投下して後、新たな探索の旅へ出たそうです。こ
の日本のプロジェクトチームが、これを「やりとげた」ことは本当にすごいことだと思います。
聖書に中にも「やりとげさない」と連呼されている箇所があります。
初心貫徹、「やりとげる」というのは響きの良い言葉です。
今日は「やりとげる」を心に刻みたい。

磯部豊喜