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みことばの花 210116「み言葉を行う」
みことばの花 210116「み言葉を行う」
「火よ、あられよ、雪よ、霜よ、み言葉を行うあらしよ、」(詩編 148:8 口語訳)
「主の尊きみ言葉は」で始まる古い讃美歌があります。その第一節はこうです。
「主の尊きみ言葉はわが命の基(もとい)なり。頼るわれは安けしや、世にまたなきみ言葉よ」。
ここのところ「主のみ言葉に素直であれ」が、繰り返し私の心に響きます。
上記の聖句は、自然界が主の御言葉に従順であることを教えているのでしょうか。
リビングバイブルはこれを次のように訳しています。
「いなずま、雹(ひょう)、雪、雨、風、それに霧よ、神様のお指図に従いなさい」。
この詩篇記者は、このように語ることによって、神に造られた人間の本分を教えているのでしょう。
やがてきたる天の国には、神への反逆はない。今の世界は、神への反逆の歴史。
その空気に流されず、今日、素直な心で神様の御前(礼拝)に参加したいと思います。
ハッピー・サバス!
磯部豊喜
・・・・・・・
1月16日(土)ライブ配信 URL です。
安息日学校 URL 1月16日(土)10:00 聖書の学び(イザヤ-わが民を慰めよ)3課「あなたの世界が危機に直面するとき」磯部豊喜
https://youtu.be/ajMPxkn7v14
礼拝説教 URL 1月16日(土)11:00 説教題「リバイバルー10の聖句」 磯部豊喜
https://youtu.be/u3aI3Z99PXs
みことばの花 210115「逆らう」
みことばの花 210115「逆らう」
「ああ人よ。あなたは、神に言い逆らうとは、いったい、何者なのか。造られたものが造った者に向かって、「なぜ、わたしをこのように造ったのか」と言うことがあろうか。」(ローマ 9:20 口語訳)
昨日「従順」というタイトルで、神様に対しては従順であることの必要を書かせて頂きました。このメッセージは実は自戒のメッセージです。
「自分は比較的素直な性質だ」と自認していたのですが、青年の頃「磯部さんに何かを語ると、必ず『でも…』という言葉が返ってくる」と知らされたことがありました。
このような言葉が意識せずに飛び出してくるということは、私の本来の姿は、「素直ではない」ということなのでしょう。
ですがそれでも天の神に対しては素直でいたい…と、私は強く願っています。なぜならば神は私を母の胎内で造ってくださったお方。
人に対しては時に、右と言われたら左と言いがちな私かもしれませんが、神の御言葉に対しては逆らわず、水戸黄門の登場する場面のように「ははっ!」と平伏したいのです。
今日も主の恵みがありますように。
磯部豊喜
みことばの花 210114「従順」
みことばの花 210114「従順」
「わたしの愛する者たちよ。そういうわけだから、あなたがたがいつも従順であったように、わたしが一緒にいる時だけでなく、
いない今は、いっそう従順でいて、恐れおののいて自分の救の達成に努めなさい。」(ピリピ 2:12 口語訳)
上記の聖句に「従順」という言葉が2回登場しています。
従順とは「おとなしくすなおなこと。すなおで、人に逆らわないこと。」(岩波国語辞典)とあります。
人間は完全ではありませんので、誰に対しても「すなおであること」は良いとは言えないかもしれません。
ですが「すなおである」ことに抵抗する癖のある人がいます。相手が右といえば左、左といえば右に向く。
この癖は、相手が神である場合にはとても危険です。聖書が記す神様は愛ですし、その言動に過ちがありません。
神の御言葉に対しては「従順」こそ救いの鍵です。
何かにつけ逆らいたくなる癖のある人は、神の御言葉の前には平伏することを勧めたい。
それは命の御言葉ゆえ、主の御言葉の前には従順を宝としたいと思う。
主の恵みが今日もありますように。
磯部豊喜
みことばの花 210113「ねたみ」
みことばの花 210113「ねたみ」
「兄弟たちは父がどの兄弟よりも彼を愛するのを見て、彼を憎み、穏やかに彼に語ることができなかった。」(創世記 37:4 口語訳)
「ねたみ、この邪悪な炎」と「ねたみ」は表現されます。
聖書の「雅歌」に「…愛は死のように強く、ねたみは墓のように残酷だからです」(雅歌8:6 口語訳)と書かれているのをみてもそうです。
上記の聖句は、最もひいきしている妻(ヤコブには4人の妻がいた)ラケルから生まれた年少の子供ヨセフに対する父ヤコブの「愛情」が、他の兄弟たちの「ねたみ」を買っている言葉です。
この「ねたみ」は人間が克服しなくてはならない性(さが)です。これを野放しにすると、恐ろしい行動に変わることがあるからです。
「父に愛されて良かったね」と心から言えるには、愛が必要です。
「ねたみ」に勝利する愛を、愛の神から頂きたいと思います。
磯部豊喜
みことばの花 210112「弱者のために」
みことばの花 210112「弱者のために」
「あなたのぶどう畑の実を取りつくしてはならない。またあなたのぶどう畑に落ちた実を拾ってはならない。
貧しい者と寄留者とのために、これを残しておかなければならない。わたしはあなたがたの神、主である。」(レビ記 19:10 口語訳)
聖書の神は、弱者や貧しい者に対してとても優しいお方です。
畑を所持する農場主に対して、すべての産物を取りきらないで、貧しい者や寄留者のお腹を満たす余地を残しなさいと言われます。
今、コロナワクチンを富裕国が奪い合っているという。これに対して疑問を呈している人がいます。貧しい国の人々にも等しく分けるべきではないかと。
そしてそのほうが結果として経済効率も良くなると。他者が潤えば、自分も潤う。ところでマイクロソフトの創始者ビル・ゲイツの生き方に感動します。
彼は巨万の富を得た人ですが、貧国救済のためにその財団より多額の資金を投じているという。その額は日本のそれよりも多いと知りました。
弱者に目を向けられたら素晴らしいと思います。
磯部豊喜