みことばの花 200203「傾聴」
「愛する兄弟たちよ。このことを知っておきなさい。人はすべて、聞くに早く、語るにおそく、怒るにおそくあるべきである。」
(ヤコブ 1:19 口語訳)
昨日名前を書き連ねました佐藤初女(さとうはつめ)さん、独特の対人感覚を備えた人であったといいます。
聴く側に徹し、諭すことはなかった。
そしてこういう持論をもっておられました。
「ともに食することはともに在ること。言葉を尽くして話すより、深いところで通じ合える」。
さらにこういう言葉も遺しておられます。
「私は本人が気づくのを見守るだけ、自分で納得して答えが出せた人は、まわりが驚くほど変わっていきます」
(朝日新聞天声人語2020・2・1参照)。
すごい言葉です。
上記の聖書の御言葉のように、「聞くに早く、語るにおそく」という生き方をしたいものです。
聴くことは力なり。
今日も主の恵みがありますように。
磯部豊喜