みことばの花210322「新しく造られる」
「割礼のあるなしは問題ではなく、ただ、新しく造られることこそ、重要なのである。」(ガラテヤ 6:15 口語訳)
人間というものは、何事につけ自分を変えることが難しい存在だと思います。自分のスタイルが一番だと思い込んでしまうからです。
古いスタイルに慣れてしまうと、新しいものがなかなか入ってきません。
そこでこれは自分に向けて語るのですが、「最近の若いもんが…」と口には言わなくても、態度で示すようであれば、自分は古き時代の人間になってしまいます。聖書を別の角度から眺めてみますと、実に「新しい天と地を見た」とか「古いものは過ぎ去った、見よすべてが新しくなった」という言葉が目に飛び込んできます。
「新しい」ことに挑戦しなさい…と語っているかのようです。この度、引っ越しの準備をする中で、古いシステムを捨てることの難しさを実感しました。
いつまでも古い物を持ち歩く自分がいます。ですが新しいものにも慣れなくては感じました。
さて、今日の聖句も「新しく造られることこそ、重要」(これは物ではなく、者ですが…)との聖句は私の心に重く響くのです。
磯部豊喜