みことばの花 180828「今もなお語る生き方」

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みことばの花180828「今もなお語る生き方」

「信仰によって、アベルはカインよりもまさったいけにえを神にささげ、信仰によって義なる者と認められた。神が、彼の供え物をよしとされたからである。彼は死んだが、信仰によって今もなお語っている。」(ヘブル 11:4)

その人はもはやいない、しかし今も生きているというものがあります。その一つは、漫画。昨日、「ちびまるこ」で有名な漫画家の「さくらももこ」(ペンネーム)さんが乳がんのために53歳の人生を終えられたと報道されていました。「ちびまるこ」は、あの長谷川町子さんの「さざえさん」のように、作家がいなくなっても、ストーリーは続くのかも知れません。それにしても漫画のキャラクターの特徴は、年を取らない。子供はいつも子供のまま。年を取り、やがて老化して、最後は死に向かう人間にとって漫画は理想の世界なのかも知れません。ですが漫画の世界ではなくたとえ死んでも、ずっと語り継がれるものもあります。それはその人の生き方。アベルという人は、人類最初の夫婦、アダムとエバの生んだ息子の一人でした。ところが彼は、兄のために絶命。しかし彼の真実な信仰姿勢は現代の21世紀にまで、聖書に記録されて語り継がれています。死んでもなお語る…そういう生き方が出来れば幸いです。

磯部豊喜

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