みことばの花 210223「人生からの問い」

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みことばの花 210223「人生からの問い」

「主なる神は人に呼びかけて言われた、『あなたはどこにいるのか』。」(創世記 3:9 口語訳)

上記は神から離れた人に、神が問いかけられた場面です。
ナチスの悪名高いアウシュビッツ収容所を生き抜いたフランクルという精神科医は、「『もう人生から期待するものは何もない』ことを見出した人は絶望のうちに失われていく」と語り、続けて「ここで必要なのは生命の意味についての問いの観点変更なのである。
すなわちわたしたちは人生に何を期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわたしたちに期待しているかが問題なのである」と問いかけています。
この問いは、「神からの問い」と言い換えることができそうです。
「あなたはどこにいるのか」と主は問いかけられます。
これは人類祖先アダムに語りかけられた神のみ言葉ですが、ときどき私にも語りかけられる言葉にも聞こえるのです。
「あなたはどこにいるのか。」

磯部豊喜

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