みことばの花 210119「迫害者サウロ」

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みことばの花 210119「迫害者サウロ」 

「サウロは、ステパノを殺すことに賛成していた。その日、エルサレムの教会に対して大迫害が起り、…」(使徒 8:1 口語訳)

ここに「サウロ」と記された人がいますが、これはパウロのユダヤ名です。ステパノは敬虔なクリスチャンでした。
サウロは、このステパノを殺すことに賛成していた人、すなわちキリスト教の迫害者でした。
ステパノの最期の場面について「彼を市外に引き出して、石で打った。
これに立ち合った人たちは、自分の上着を脱いで、サウロという若者の足もとに置いた」(使徒7:58 口語訳)とあるみ言葉を見ますとサウロがステパノ殺害のリーダーであることが分かります。
サウロとして記されたパウロは当初、熱心なユダヤ教徒で十字架に架かって死んだナザレのイエスを信奉する者らを生かしてはおけないという立場にいました。
このような立場に生きていた人が、若き日のパウロでした。その彼が一転してキリスト教を広める人に変わったのにはそれなりの理由があるのです。
今日も主の恵みがありますように。

磯部豊喜

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