みことばの花 201228「鶏が鳴いた」 

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みことばの花 201228「鶏が鳴いた」 

「ペテロはまたそれを打ち消した。するとすぐに、鶏が鳴いた。」(ヨハネ 18:27 口語訳)

千葉教会に住んで5年になります。それなのに近くに鶏を飼っている家があることを知ったのはつい先日。
しかもこの鶏、朝になると「コッケラコッコー」と鳴いています。私の耳に聞こえるのは「コケコッコー」ではないのです。
それで鶏が近くに住んでいるのに気づかなかったのか。いえ私がボーと過ごしているのが原因なのでしょう。
今朝もけたたましく鳴いていました。この声を聴きながら起き上がったのですが、同時に思い出したのが上記の聖句です。
キリストの弟子の筆頭と言われたシモン・ペテロが主を裏切り「私とあの人は関係がない」と主イエスとのつながりを打ち消したとき、「すぐに、鶏が鳴いた」のです。
人間、追い詰められると、弱音の虫が頭を出して心無いことを語ってしまうことがあります。
主イエスは、この弟子の弱さをすでに見抜いておられ、その裏切りを予見しておられました。
全知の主の前に、私どものは心までも丸裸なのです。

磯部豊喜

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