みことばの花 201226「明日は」

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みことばの花 201226「明日は」

「見よ、あなたがたは喜び楽しみ、牛をほふり、羊を殺し、肉を食い、酒を飲んで言う、『われわれは食い、かつ飲もう、明日は死ぬのだから』。」(イザヤ 22:13 )口語訳)

この聖書にある言葉は、あまり好きな言葉ではありません。希望を失っている人の言葉だからです。
ですがこのように語る人の命の受け止め方は、責めることは出来ません。実は今週の日曜日、私は一人住まいの知人宅を訪ねました。
この知人をサポートしている方からの連絡を受け訪ねたのですが、無念なことにその知人は部屋の片隅で命を落としていました。
人の命の定め、それは誰も知ることが出来ません。
ところで河野進さんの詩の中に「また」というタイトルの詩があります。
「また会えると思うから 言葉も態度も ついそまつになる 明日は どうなるか 分からないのに ごうまんさ おろかさ」。
毒気を放って終わるのでなく、良い終わり方が出来たらと思う。そして永遠の明日に結びつく日々を過ごせたらと思う。
今日は聖なる第七日安息日、心の中の毒気を処理して頂き、神の愛の空気を一杯吸いたいと願う。
ハッピーサバス!

磯部豊喜

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