みことばの花 200925「生と死」

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みことばの花 200925「生と死」

「わたしの生きているかぎりは/必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう。」(詩篇 23:6 口語訳)

人生には二つの地点があります。一つは誕生、そして二つ目は臨終。
この間を普通は人生と呼びますが、私の愛読書の月刊誌サインズ(福音社)の冒頭「今月の言葉」というページの10月号の中に「生きることは生涯をかけて学ぶべきことである。
そして、おそらくそれ以上に不思議に思われるであろうが、生涯をかけて学ぶべきことは死ぬことである。」(セネカ/ローマの哲学者)という言葉だとか「死は人生の終末ではない。生涯の完成である。」(マルティン・ルター/宗教学者)と記されています。
実は、私はやがて訪れるであろう死を人生の通過点と信じています。
死を通過点と受け止めると、今与えられている人生は、良いことも悪しきことも次の人生のための学び。
であれば「生きているかぎりは、必ず恵みといつくしみが伴う」との言葉を私も語れる気がします。
磯部豊喜

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