みことばの花 200813「邂逅」

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みことばの花 200813「邂逅」

「それでイエスを見るために、前の方に走って行って、いちじく桑の木に登った。そこを通られるところだったからである。」(ルカ 19:4 口語訳)

「邂逅」という言葉があります。辞書には「めぐりあい」とあります。
上記は、ローマ帝国支配時代の下ユダヤ人の税金集めをしていたザアカイという人が、神の御子イエス・キリストに出会った場面を記しています。
心に渇きを覚えていた彼は、時の人イエス・キリストを一目見たさに、身長が低かったので誰よりも高い場所に登ったのでした。
ところがその心の動きを誰よりも早く見ていた方がいました。それはイエス・キリスト。
キリストはザアカイの立つ「いちじく桑の木」の下にやって来て「ザアカイよ、急いで降りてきなさい。
きょう、あなたの家に泊まることにしているから」と声をかけられます。それは嫌われ者ザアカイの友となる宣言でした。
この「邂逅」は、ザアカイを変えました。
このような邂逅を体験できる人は幸いです。

磯部豊喜

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