みことばの花 200430「あなたの荷を主にゆだねよ」

みことばの花 200430「あなたの荷を主にゆだねよ」

「あなたの荷を主にゆだねよ。主はあなたをささえられる。主は正しい人の動かされるのを決してゆるされない。」(詩篇 55:22 口語訳)

私の励まされた一文です。
「共労者の皆さん、くじけることのないように勇気をもちなさい。主があなたの信仰を支えてくださいます。
キリストこそ、クリスチャンの力強い助け主です。
必要な援助が得られないために、あなたの熱心な計画を中止せざるを得ないときには、主の前で重荷を降ろしなさい。
そしてお任せするのです。約束された方は真実な方ですから、確実に祈りに答えてくださいます。
主の助けがどんなものであるか、私たちは十分に知りません。
しかしこれだけは知っています。主は、主により頼む者を決して見捨てたりなさいません。
主は働き人たちの祈りを聞き、彼らを火で精錬された金としてくださるのです」(エレン・G・ホワイト『Letter 66, June 26, 1901』 パート29)。
元気が湧いてきました。

磯部豊喜

みことばの花 200429「命の賦与者」 

みことばの花 200429「命の賦与者」 

「ちりは、もとのように土に帰り、霊はこれを授けた神に帰る。」(伝道の書12:7 口語訳)

昨日の聖句を補う御言葉です。「ちり」とは人間の身体。
「ちり」は単なる物質に過ぎません。単なる物質にはあまり意味を感じないのですが、これに「霊」が注がれているのが人間。
「霊」は「息」と訳される言葉です。「ちり」に「霊(息)」が注がれて人は生きています。
人の存在価値を見るのはこの「霊(息)」があるからです。
そしてその源は「神」。神が「霊(息)」を注がれたので人は生きる。神こそが私たちの命の賦与者(与え主)です。
命の与え主なる神は、人が短い人生で終えることを良しとはされません。そこで復活の命を用意してくださった。
「罪を犯した魂は必ず死ぬ」(エゼキエル18:4 口語訳)とあるので、死を免れる人はいない。
ですが「わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。」(ヨハネ11:25 口語訳)
との主の言葉を受ける人には真の命の希望があります。
「命の賦与者」がおられることを覚えたい。
今日も主の恵みありますように。

磯部豊喜

みことばの花 200428「命の選択」

みことばの花 200428「命の選択」

「みな一つ所に行く。皆ちりから出て、皆ちりに帰る。」(伝道の書 3:20 口語訳) 

今に始まったことではありませんが、昨今はひしひしと人の命のはかなさを思い知らされます。
新型コロナのため、ここ数か月の間に全世界で20万人を超える方々が亡くなっています。日本では372人(4月26日時点)。
大切な人を失った家族にとって悲しく、辛い。
手に触れて看取ることも出来ず、葬儀も、お別れ会も行えない。
さて、聖書は人の死について上記のように短い言葉で語っています。
ですが私は宣言したい。「人生に意味はある!」と。
「ちりに帰った」者が、再び「目覚める日」が来ることを聖書は約束します。
キリストの再臨の日にそのことは起きます。
一度の人生が与えられた今の機会に、真の命を選択することの必要を私は強く伝えたいのです。
今日も主の守りがありますように。

磯部豊喜

みことばの花 200427「動く」

みことばの花 200427「動く」

「神は彼らを祝福して言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ、地を従わせよ。また海の魚と、空の鳥と、地に動くすべての生き物とを治めよ」。」
(創世記 1::28 口語訳) 

「今日は何の日?」、
①最初の駅伝(東海道駅伝)の日。
②戦後初のプロ野球開幕の日、
③日本人初の北極地点到着の日、
とのこと。
これらの共通点は「動く」。「動く」ことで、記念すべき日が生まれた。
ところで今は反対に「動く」を治めなくてはなりません。今年の大型連休の提案は、遠くに「動かない」こと。
聖書は人間に「地に動くすべての生き物を治めよ」と語る。
今は人間自身の動きを治められるかが新型コロナ対策の一案という。
「静まって、わたしこそ神であることを知れ。」(詩篇46:10 口語訳)と聖書にあります。
可能な限り「動く」ことよりも、「静まって」をまず心に覚えたい。
今日も、主の守りがありますように。

磯部豊喜

みことばの花 200426「パンデミック(感染症の世界的大流行)」

みことばの花 200426「パンデミック(感染症の世界的大流行)」

「ところで主はアブラムの妻サライのゆえに、激しい疫病をパロとその家に下された。」(創世記 12:17口語訳) 

20世紀最悪のパンデミックとされる出来事が100年前に起きました。
それは「スペイン風邪」(1918~1920年)。
死者は、世界全体で2千万人~4千万人、国内でも40万人近くという。
その記録は、今回の新型コロナの状況と似ています。
当時の新聞記事では、患者に近寄るな、咳などの飛沫から伝染。
感冒流行各地に防役官を派遣、学習院の運動中止、航海中に死者続出。
当時、政府の対策は、マスク着用・室内の換気や掃除・患者の隔離・芝居、寄席、活動写真(今の映画館)などには行かぬがよい・電車などに乗らずに歩く方が安全…。
スペイン風邪は、1年半で収束するかにみえたのですが、再流行し二度目、三度目は爆発的な感染となった。
さて上記の聖句は、聖書に最初に登場する疫病です。
口語訳聖書に「疫病」は69回も出てきます。
この疫病が早く終息しますように、熱く祈って参りたいと思います。

磯部豊喜

みことばの花 200425「全能」

みことばの花 200425「全能」

「神には、なんでもできないことはありません」。」(ルカ 1:37 口語訳)

悲しみの多い私たちの人生。その中で、ホットなニュースがありました。
「15年前の今日、JR宝塚線(福知山線)脱線事故に巻き込まれ負傷し、車いす生活となった岡崎愛子さん(34)が、
パラアーチェリーで東京パラリンピック出場内定を決めた…」とそこにありました。
あの事故で、首の骨を骨折。肺挫傷による肺炎で呼吸困難に陥り、一時は死も覚悟。
入院は負傷者の中で最長の377日に及んだ。一命はとりとめたものの不自由な生活。
「歩きたい!走りたい!」「これから先どうやって生きるのか」不安に押しつぶされそうになった。
数か月が経って愛犬と遊ぶことが出来、ふと思った。
「できないことばかりに目を向けず、『できる』を考えればいい。」母に勧められてアーチェリーを始めた。それが五輪選手に…。
上記の聖句が、この人にピッタリと当てはまる気がします。
主の恵みが今日もありますように!
ハッピーサバス!

磯部豊喜
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本日、4月25日 安息日 ライブ配信URLを送ります。時間外でもSDA千葉教会ホームページにて視聴できます。
安息日学校(聖書の学び) 10:00 聖書をいかに解釈するか ④私たちの神学の権威ある源 磯部豊喜
https://youtu.be/Gql9SbkoB0s
礼拝説教 11:00 「赦しのメカニズム」磯部豊喜
https://youtu.be/UF3E0gpievg

みことばの花 200424「わが心の力」

みことばの花 200424「わが心の力」

「わが身とわが心とは衰える。しかし神はとこしえにわが心の力、わが嗣業である。」(詩篇73:26 口語訳)

人生の三つの坂。それは上り坂、下り坂、そしてまさか…。昨日、女優の岡江久美子さん(63)が新型コロナのために亡くなられました。
まさか…と悲しんだ人は多いと思います。
新型コロナは、容赦なく人の命を奪う。
この新型コロナのために人生が一変させられた人も多くいます。
安泰だと思って就職した会社が倒産したり、解雇になる人も。
そのようなニュースの飛び交う中、上記の御言葉を見ました。
これは「やがてわたしの体は衰え、気分も沈みがちになっていくでしょう。しかし神様は、いつまでもお変わりになりません。心の支えとなってくださいます。」(リビングバイブル)とも訳されます。
人生には急坂があります。
ですが主を見上げ、主に心を支えて頂きたいと思います。
主の恵みが今日もありますように。

磯部豊喜
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4月25日 安息日 ライブ配信URLを送ります。
安息日学校(聖書の学び) 10:00 聖書をいかに解釈するか ④私たちの神学の権威ある源 磯部豊喜
https://youtu.be/Gql9SbkoB0s
礼拝説教 11:00 「赦しのメカニズム」磯部豊喜
https://youtu.be/UF3E0gpievg

みことばの花 200423「行動」

みことばの花 200423「行動」

「だから、彼らがあなたがたに言うことは、みな守って実行しなさい。しかし、彼らのすることには、ならうな。彼らは言うだけで、実行しないから。」
(マタイ 23:3 口語訳)

行動は、その人の本当の姿を語るようです。
次の一文を発見し、なるほどと思いました。
イギリスの哲学者のジョン・ロックの言葉です。
「人が何を考えているかを最もわかる良い方法は、彼らの行動を見ることだ」(「世界の名言100」遠藤段・著)。
上記のキリストの御言葉は、ジョン・ロックの言葉に似ている部分があります。
良い言葉には従ってよい、ですが彼らの行動にはならうなと言う。
ところでここで注意したいことは、行動に問題のある人の言葉は、聞く気にはなれないと一蹴してしまうことです。
行動に問題のある人でも時に正しいことを語る場合があります。
しかし真実な人は言葉だけでなく行動で語れる人だと思います。
これを自分に向け、言葉と行動が少しでも伴う人になりたいものです。
今日も主の恵みがありますように。

磯部豊喜

みことばの花 200422「キリストが大好きな所」

みことばの花200422「キリストが大好きな所」

「ふたりまたは三人が、わたしの名によって集まっている所には、わたしもその中にいるのである。」(マタイ 18:20 口語訳)

神の御子イエス・キリストが好まれる場所があります。
イエス・キリストの十字架の死、三日後の復活、そして昇天。
さらに天におけるとりなし…ということが聖書に記されています。
つまりキリストは、今も生きておられるということです。
そのキリストは私たちの祈りの声に深い関心をもっておられます。
そしてキリストが大好きな所があります。
それが上記「わたしの名によって集まる所」です。

※新型コロナのために、多くの人と交わることが難しくなっていますが、「電話による祈り会」ならば安全です。
毎週水曜日8:30~9:30の時間帯は、千葉教会主催で行っています。
参加要領は、①03—578-0172(有料)、②〈コード№〉818—273—1108♯(無料)、と続けてかけます。
ご都合よればアクセスしてみてください。途中参加、無言参加(聞くのみ)OKです。

磯部豊喜

みことばの花200421「ヨハネ9章3節」

みことばの花200421「ヨハネ9章3節」

「イエスは答えられた、『本人が罪を犯したのでもなく、また、その両親が犯したのでもない。ただ神のみわざが、彼の上に現れるためである。』。」
(ヨハネ 9:3 口語訳)

幾度か講演をお願いしたことのあるH先生の事を、今度は奥様の話から知りました(福音社「生きること信じること」より)。
H先生は42歳の時に大腸がんを告知され、肝臓に複数転移、幾度と危険な容態に。
ご本人も奥様も落ち込みました。「何で僕が。僕が何をしたというのだ」と叫びつつも、がむしゃらに聖書を読まれた。
その際、目に留まったのが上記のヨハネ9章3節の御言葉。
この聖句を素直に受け入れ、さらに「求めよ、そうすれば、与えられる」(マタイ7:7 口語訳)とあるキリストの言葉にも触れました。
そして探し求めて出会ったのが「塩、砂糖、油抜き」の「ゲルソン(食事)療法」。
あれから28年。今も元気に本の執筆や講演会と全国を奔走しておられます。
感謝です!
主の守りが今日もありますように。

磯部豊喜