みことばの花 200218「北風と南風」

このエントリーをはてなブックマークに追加

みことばの花 200218「北風と南風」

「北風よ、起れ、南風よ、きたれ。わが園を吹いて、そのかおりを広く散らせ。」(雅歌 4:16 口語訳)

北風と南風がここに登場。北風は冷たく、南風は暖かい。北風と南風、どちらが私の好みでしょうか。
この冬、日本列島の日本海側は雪、太平洋側は暖冬と聞きます。
ところでこの北風と南風が人生には共に大切な気がします。
北風と太陽の童話を思う。強い北風は人からマントを奪えず、太陽に暖められた人はマントを脱ぐという話。
この童話では太陽が勝利者。
ですが、よく読むと厳しい北風があるので、太陽が際立つ。北風という人生のわき役があることで、太陽は主役になれる。
実は、北風も南風も二つで一つ。
もし、南風ばかりだと今度は暑くて耐えられない、この時は北風が心地良い。
北風、南風、共にあって私の人生の園はかおりを広く散らすのです。主の恵みが今日もありますように。

磯部豊喜

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *