みことばの花190716「律法者」
「いかにわたしはあなたのおきてを/愛することでしょう。わたしはひねもすこれを深く思います。」(詩篇 119:97)
律法主義者と呼ばれる人がいます。自分は律法を守っていると自負している人のことです。
自分は神の戒めを守っているので、救われて当然だと思い込んでいる人のことです。
神様はこのような律法主義者を悲しまれる。
律法を守っていると言い張っていても救いからは遠い。
しかし一方、聖書は律法を大切なものとして教えています。
キリストはひとりの律法学者に対して「律法にはなんと書いてあるか。あなたはどう読むか」と質問。
彼は「心をつくし、精神をつくし、力をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ」と答えましたが、その人の答えを支持されました(ルカ10章参照)。
律法をただ守るのではなく、愛によって守ることが大切。
これを律法主義者とは違う「律法者」と私は呼ぶ。
愛を基とする「律法者」でありたい。
磯部豊喜