みことばの花 190628「自我とは」

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みことばの花190628「自我とは」

「それからイエスは弟子たちに言われた、「だれでもわたしについてきたいと思うなら、
自分を捨て、自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい。」(マタイ 16:24)

他者から否定されてきたと感じて育ってきた人は、二色の実を結ぶ傾向があります。
一つは「自分なんかダメだ」という実。
あと一つは「自分がダメだとは人に言わせるものか」。
この両者は、実は同じ実です。どちらも自分をガードする言葉。
自己憐憫か自己主張か。自分が生きている。
ところでキリストは「自分を捨て、自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい」と弟子たちに投げかけました。
「自分の十字架」と「自分を捨て」はセットで教えられています。
自分、自分、自分の主張…これが実は「自我」です。
この「自我」が十字架にかけられて死ぬならば、人は楽になれるのです。

磯部豊喜

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