みことばの花190228「からし種」
「天国は、一粒のからし種のようなものである。
ある人がそれをとって畑にまくと、それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、
空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる。」(マタイ 13:31-32)
世界最小の低体重で生まれた男児が、慶応大病院を退院したことを聞きました。
その産まれた時の体重たるや何と268グラム(手のひら程度)。
退院時は3238グラム。300グラム未満の救命率は実に低く、男児は特に難しいと言われます。
ここで「最も小さいものであるが、大きく育つ種」についての聖句を思い出しました。
それは「からし種」。「からし種」はゴマの1/3もない。
天国も、最初は人の心にまかれる時は小さいが、人の心に入ると人生を変えるほどに大きく育つという。
天国は、人からは低く見積もられます。
ですがそれは価値あるものとして育つ。
実はこの天国とは、私にとって神の御子イエス・キリストなのです。
磯部豊喜