みことばの花 181101「主の祈り(4)ーあがめるべき方」

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みことばの花181101「主の祈り(4)ーあがめるべき方」

「天にいますわれらの父よ、御名(みな)があがめられますように。」(マタイ 6:9より)

通常ささげられる「主の祈り」では、「天にまします我らの父よ、ねがくはみ名をあがめさせたまえ」が冒頭の祈りの言葉。「我らの父よ」の次は、「ねがわくはみ名をあがめさせたまえ」です。ここには崇められるべき方が、誰であるかがはっきりしています。それは「天の父のみ名」です。聖書の中に「そのみ名は聖にして、おそれおおい」(詩篇111:9)と書かれていますが、その名称は軽々しく扱ってはならないのが神様のみ名です。崇められるのは、天の神様のみ名であって、自分の名はもちろんのこと、国家の首相の名でもなければ、人気歌手や俳優の名でもありません。人を尊敬したりファンになるのはよい、でも崇めてはならないと思います。それは人であって神ではないからです。真の神は、私たちを創造されたお方。しかも愛そのもののお方です。それゆえに唯一「崇められるべきお方」。牧師であっても、親であっても、神様の位置に自分を置いてはならない。人は誰であれ創造主の前にへりくだって歩むべき存在なのです。

磯部豊喜

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