みことばの花 181017「隠す」

このエントリーをはてなブックマークに追加

みことばの花181017「隠す」

「彼は答えた、『園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです』。」(創世記 3:10)

上記の聖句は、「主なる神は人に呼びかけて言われた、『あなたはどこにいるのか』(創世記 3:9)と呼びかけられた時の、人(アダム)の返答です。神様のいいつけに反すること(神様に禁じられた善悪を知る木の実を食べる行為)をしてしまった人の心を襲ったのは「恐れ」でした。そしてもう一つのことは、「隠れる」行為。世界最初の「隠れん坊」がここに描かれています。しかしゲームでの「隠れん坊」とは意味がまったく違っていました。ここにあるのは「恥の文化」。昔から日本人は、「そんなことをしたらお父さんやお母さんが恥ずかしいでしょう」と言って、子どもに、恥の文化を摺(す)りこんで来たような気がします。昨日紹介した英国のユージェニー王女とは大違いです。「見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。」(黙示録16:15)というみ言葉がありますが、私の恥を覆う神様に信頼し「恥じの文化」を乗り越えていけると良いですね。

 

磯部豊喜

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *