みことばの花 180926「キリストの怒り(2)」

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みことばの花180926「キリストの怒り(2)」

「主は恵みふかく、あわれみに満ち、怒ることおそく、いつくしみ豊かです。」(詩篇 145:8)

「キリストの怒り」についていまひとつの考察をさせていただきます。昨日、キリストの怒りは「聖なる怒り」と書かせて頂きましたが、私たちが普通に怒るものとは、まったく異なっていたと思います。キリストのご品性は、上記の聖句のように「怒ることおそく」とあるように本来「怒ることの出来ない」ご性質。そのお方が、「怒った」。では何を怒ったのでしょう。突き詰めてみますと、それは人の心に支配しているもの、それはつまり「罪」です。神と人を引き裂く「罪」。この罪の虜(とりこ)になっている罪人を罪から引き離したいという思いが「怒り」となってあらわされました。「怒り」をあらわされたキリストの心は、涙に満ちていた。これが「キリストの怒り」だと思います。罪を憎んで罪人を憎まず。こういう品性をキリストはお持ちでした。彼はどこまでも「いつくしみ豊か」なお方なのです。今日も主の愛を見つめて歩みましょう。

磯部豊喜

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