みことの花 180619「記憶」

このエントリーをはてなブックマークに追加

みことの花180619「記憶」

「あなたがたがエジプトから出てきたとき、道であなたの神、主がミリアムにされたことを記憶しなければならない。」(申命記 24:9)

人は敗北や失敗の体験を記憶することは、明日の勝利や成功に向かって大切な気がします。徳川幕府を開いた徳川家康は、若き日に三方ヶ原での武田信玄との戦いで惨敗し、命からがら浜松城に戻った時、実に惨めな敗戦の将の姿を絵師に書いてもらったという。6月17日、レスリング全日本選抜選手権で女子50㌔級で須崎優衣選手(早大)が、優勝しました。決勝で当たった相手は、過去に2度決勝と準決勝で敗北を喫した入江選手でした。自宅に入江選手に2度敗れた時の2,3位の賞状が重ねて貼ってあるといいます。屈辱を忘れないために…。敗北とか失敗は、次のステップへ進む力になる場合があります。さて上記の聖句は、モーセの姉のミリアムが高ぶってしまった時に罪の病と言われた重い皮膚病になってしまった時のことを、記憶するようにというメッセージです。二度と同じような過ちを犯さないために…。失敗体験を忘れない人になりたいものです。明日の勝利のために。

磯部豊喜

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *